【発見】断捨離を始めてから、自分のことを少し好きになれた気がする | ほどほどミニマリスト
目次
断捨離を始めて分かったこと、それは・・・
ふだんの自分の一挙一動について、
わざわざ振り返ることって、まずないですよね。
でも、断捨離を始めてから、私は自分の動き方のクセを振り返るようになりました。
どういうことかというと、
「私は今まで、ちょっとしためんどくさいことをすべて後回しにしている」と気づいたんです。
たとえば、茶渋のついたマグカップ。
見てみぬフリして流してしまうんです。
で、いざお茶を飲もうとすると、「コップ汚いな・・・」とちょっとイラッとしちゃうんですよ。
自分が磨くのを後回しにしたから、コップが汚い。当然の結果なんだけど、
「汚い・・・ヤだなぁ」と思うわけです。
これって、すべきことを”ヤッツケてない”ことから来るプチストレス。
茶渋のついてないコップのほうが、おいしくお茶を飲めるのは分かってるのに、
コップ磨きが面倒で、先延ばしにしてしまっている。
で、汚いコップを眺めつつ、ちょっぴりイラッとする。
これが重なると、”ちりも積もれば”で、
雪だるま式に大きなストレスに成長していく。
引き出しを開けたときに、
「ゴチャゴチャで汚いな～、そろそろ片付けなきゃ」と感じる。
でも、そのときは何もしない。「そのうちやろう」と思って放置。
そして、お目当てのモノが見つからず、「ああもう、引き出しが汚いからこうなるんだ・・・」と
ココロの中で引き出しに向かって悪態をついたりします。自分が悪いくせに。
こうして、モノに対してイライラしていくのを続けていくと、
自分のことをだんだんキライになっていくんですね。
モノが悪いのではなく、自分の行動が招いた結果だとココロの奥底ではよく分かっている。
だから、「すべきことをしていない⇒生活に支障がでてくる⇒ワケもわからずイライラ⇒
家族に当たったりしていろいろうまくいかない⇒自分ってダメな人間かも」と、
結果、自己評価がどんどん下がっていくんです。
なんとなくイライラする・・・それは”後回し癖”のせいかも？
じつはソッチじゃなくて、思いがけないところにイライラの原因があることも。
何も悪い出来事なんて起きてないのに、なぜかイライラする・・・そんな時には、
見て見ぬフリをしている場所を片付けてみましょう。
私の場合は、古ダンボールや古雑誌がたまってくると、
無意味にイライラしてきてしまうことが最近分かってきました。
いつか捨てなきゃならないものが、いつも視界の隅に映りこんでいる。
でも無視している・・・そんな自分がイヤになって、イライラしてしまうんです。
「すべきことをしてない自分、捨てなきゃならないものを捨てない自分」。
後回しにして見過ごしているものが、自分にも分からないココロのどこかで
イライラの温床になっていることが多いんです。
たとえば、家族に対していつもイライラして怒っている女性が、
「クローゼット断捨離をしたら、なぜか怒りっぽさが失せた！」なんてことも起きるわけです。
人間、何をストレスに感じているかなんて、自分でさえもよく分かっていないんですね。
ただ、分かっていることは、
「片付ける行為って、すごく気持ちがいい」ということ！
それはモノの整理整頓や断捨離という面だけでなく、
「やるべきことをこなす」という面にも言えること。
長い間気になっていながらこなしていない”すべきこと”を、
いったんやっつけてしまえば、すごく気分がラクになって、
イライラせずに済む。そして、自分のことをちょっとスキになれるんです。
今、「自分のことがダイキライ」、「なぜか分からないけど毎日イライラしている」という人は、
まず手近で気になっている物事を片付けてみてください。
それが積み重なると、いつか自分のことを大好きになっているかもしれません。
私はまだまだ断捨離初心者ではあるんですが、断捨離を進めるごとに、
自己否定の気持ちが減ってきたように思います。
私が胸を張って「ほどほどミニマリストになれた」と言える頃には、
きっと自己評価も今よりずっとアップしているハズ。その日を楽しみに頑張ります♪
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