マキシマリストという考え方～ミニマリストの対極にある存在 | ほどほどミニマリスト
目次
【ＭＡＸのモノを持ちたい人の気持ちが分かる】
〔maximum〕。最大値、みたいな意味です。
「ＭＡＸ」の語源で、もともとは数学用語なんですね。
ところで、モノを最大限に所有したい人のことを造語で「マキシマリスト」と呼びます。
で、私の中にもじつは、マキシマリスト精神がまだまだ残っている。
「どこがミニマリストなんだ？」と自問自答したくなっちゃうんですが、
もともと”モノを買うのが大好き、集めるのが大好き”というタイプなもので、
あえてそのキモチに反逆してみた、それがミニマリストを考えるキッカケでした。
だって、モノが大好きすぎて、モノが部屋にあふれすぎて、
生活に支障が出たために、ミニマリストを目指したようなもの。
真のミニマリストは精神の根っこからミニマルだと思うので、
そういう意味でなら、私は一生ミニマリストには絶対なれないかも。
だから、『ほどほどミニマリスト』なんていう名の逃げ道を自分で作っているのです。
だって、追い詰められるミニマリストなんてイヤですもん（笑）
「捨てなきゃ」「減らさなきゃ」と駆り立てられるような気分で
毎日過ごすくらいなら、マキシマリストに戻るべきだと思うくらいです。
【”マキシマリスト宣言”する人が増えている！そのキモチ分かります】
『ミニマリスト』って言葉も人も、ちょっと増えすぎたんでしょうね。
メディアなどで飽きるほど取り上げられて、持ち上げられすぎたために、
反逆の徒みたいなのがノロシを上げ始めたようです（笑）。
「なんで僧侶みたいに煩悩レスな生活をしなきゃならないの？」とか
「他人に評価されるためにミニマリストを名乗ってるの？」とか
さまざまな批判があふれています。
そうなんですよね、世の経済は”ムダ”で成立している側面もあるので
皆が皆ミニマリストになったら地球が滅んでしまう（笑）。
（ミニマリストとマキシマストが半々だったらちょうどバランス取れるのかな？）
ミニマリストの流行が終われば、今度は「マキシマリスト」が流行るかもなんて
思ったりしてます。いろんな潮流があってオモシロイ。
ところで、マキシマリストのお部屋って、まるでヴィレッジヴァンガードですよね。
トコロ狭しと積み上げられたモノ・モノ・モノ。
大きな地震が一発で崩れてきそうな危うさ。どこに何があるか分からない乱雑さ。
でも、この楽しさも分かりすぎるくらい分かるんです（笑）
宝探し的なワクワク感があるんですよね。ひっくり返したオモチャ箱みたいで。
だって、モノの多い友人の部屋にお邪魔するとき、いつもワクワクしちゃいますもん。
「うわ、子供の頃の包装紙、まだ持ってるの！？」とか、
「こんなところにスーファミのソフトが落ちてる！」とか、
つねにハプニングに満ちていて、それはそれですごく楽しいんですよね♪
きっと、ワイワイできるのはマキシマリストのお部屋。
じっくり落ち着いて語るのなら、ミニマリストのお部屋。
逆に、キレイに片付きすぎたお部屋にお邪魔すると、
なんだか妙に気を遣ってしまったり、ソワソワしてしまったりしませんか？
（私はします。「ゴミ捨てちゃいけないかも・・・」みたいな感じで）
私はいつか、「ミニマルな暮らしをしたい」と夢見ている。
だけど、念願叶えば、やっぱり「たまにはマキシマリストなお部屋で過ごしたい！」とか
思っちゃうと思うんですよね。
乱雑に散らかったお部屋って、ある一線を超えたらすごく心地いいんじゃないだろうか、と。
こんなことを考える私は、ミニマリスト目指す資格ナシ？（笑）
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