不動産の売却は業者さん選びが肝心です!

目次

不動産の売却!不動産会社選びが重要な理由

不動産の売却は自分で買主を探して売買契約を結ぶことは可能ですが、実際には多くの関連する法律に対応した売買契約手続きを個人ですすめるのは困難でしょう。

そのため、個人が所有する土地や一戸建て、マンションといった不動産の売却は、不動産業者に依頼するのが一般的です。

これはつまるところ、自分の不動産を早く高く売るためには、不動産会社によるところが大きいということなのです。

そこで、不動産業者の選び方のポイントを押さえましょう。

不動産の売却!免許番号と行政処分歴を確認

不動産会社の信頼性を評価する時の最も基本的なことは、免許番号の確認です。

建物の取引を行う業者は必ず免許を取得しています。

免許番号を示さない業者は、無免許か過去に行政処分を受けているような業者です。

業者の名簿は、免許を交付した行政機関で無料で閲覧できます。

この名簿を見ることで、過去の実績や行政処分歴などが分かります。

免許は、交付した行政機関で異なります。

国土交通省なら国土交通大臣免許、各都道府県なら各都道府県知事免許です。

不明な点は各行政機関の担当部署で確認することができます。

また、国土交通省と一部の都道府県では、行政処分情報をインターネットで閲覧できるようにしています。

国土交通省地方整備局等では各地方整備局等の管轄区域に本店が所在する国土交通大臣免許の業者の情報を、都道府県庁は各都道府県知事免許の業者や各都道府県に本店が所在する国土交通大臣免許の業者について情報を開示しています。

不動産の売却!売りたい不動産と不動産会社の得意分野の確認

不動産会社と一口にいっても、その業務内容はそれぞれです。

不動産会社を業務で分類すると次のようになります。

  • マンションデベロッパーや土地開発、建売を主に行う分譲業者。
  • 新築売れ残り物件や中古物件の買取再販、競売物件の買取再販を主に行う買取再販業者。
  • 売買物件の媒介、投資用物件の媒介、事業用物件の媒介を主に行う媒介業者。
  • 企画開発業、不動産投資ファンド、テナントビルや商業施設の運営を主に行う専門系・その他の業者。

ご自身が所有している不動産の売却が目的なら、買取再販業者のように物件の媒介業務を取扱っている不動産業者を選びましょう。

さらに一歩踏み込んでみると主に土地や一戸建てを扱う業者や、中古マンションを主に扱う業者などに分けられます。

売買契約をまとめるには実績や経験がある程度必要ですので、各業者の取り扱い業務とその実績について、事前に話を聞いておきましょう。

また、売却しようと思っている物件の相場などの情報収集を調べておきましょう。

相場に関する情報があると、業者が出してきた査定額の判断を通じて、信頼できる業者の選定に役立ちます。

具体的には間取りや地域などが似ている物件の不動産情報を住宅情報誌やチラシなどで探すことで調べられます。

また、インターネット上の一括見積サービスも便利です。

一生に一度しかないかもしれない不動産売却を成功させるために、情報収集しながら自分が本当に納得できる不動産業者を探すように心がけましょう。


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