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【断捨離とは?】”不用品の処分”や”掃除”のことではない!

【断捨離とは?】”不用品の処分”や”掃除”のことではない! | ほどほどミニマリスト

目次

「断捨離=モノを捨てること」ではなかった!

断捨離というと、まず「捨てる」「物を減らす」ということを思い浮かべます。

でも、じつは違ったんですね。断捨離とは、片づけることが最終目標じゃない。

もちろん、断捨離の一環として、物を捨てることや分類すること、整理することは必要。

でも、断捨離=片づけのテクニックのことではないんです。

まず、部屋というのは自分自身を投影する鏡です。

物事がうまくいかないとき、何かに悩んでいるとき、絶望しているとき、

決まって部屋が散らかっている。

精神の乱れ=部屋の乱れに直結しています。

たとえば、ものすごくイヤなことがあって疲れている時に、

自分の部屋に入ると、モノが散乱している。ベッドもぐちゃぐちゃ。

もうこの時点で、ストレス値は急上昇です。

だけど、心身共に疲れ果てているので片づけに着手することもできず、

汚い部屋の中で悶々する。

ただでさえ気持ちが腐っているのに、視界に映るのは自分の汚い部屋。

(ああ、自分ってなんて価値のない人間なんだろう・・・)

ますます絶望することになるんです(私の経験上のオハナシですが)。

自分の部屋がカオス状態にあるだけで、

人は精神的にものすごくストレスを感じるんだそうです。

「じゃあ、部屋をキレイにすれば、ストレスもかなり減らせるんじゃないの?」

まったくそのとおりです。

部屋が心の鏡なら、部屋をキレイにすることで、

心や精神までクリーンアップすることが可能なんです。

断捨離とは「断」「捨」「離」の3ワードからできている

断捨離とは、もともとヨーガの行法のこと。

「断」=不要なものを断(た)つ

「捨」=不要なものを捨てる

「離」=モノへの執着から離れる

という3つの用語が組み合わさったものです。

これは、「片づけのテクニック」という色合いのものではなく、

自分自身の生き方を、”モノ”を通じて見つめ直す、みたいな意味です。

「断捨離」という生き方をはじめに提唱したのは、やましたひでひこさんという方。

「断捨離」ワードは、2010年の流行語に選ばれるほど世間に浸透しました。

その流行にのって、私も「断捨離」の真の意味を知らず、

やみくもにモノを捨てる・減らすことに精を出したものです。

でも、それって単なる「スペシャルなお片付け」に過ぎなかった。

たしかに、お片付けは精神にいい影響を与えます。部屋もスッキリして、

まるで心に爽やかな風が吹いているようでした。

でも、「断捨離」とはそういうコトじゃなかったんですね。

もっとその真意は、深いところにあった。

それを考えずして、本当の「断捨離」を行うことはできない。

というワケで、私も流行に踊らされるのでなく、

断捨離の精神を学びながら、自分なりの<断捨離観>を作っていきたいと思います。


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マダム・フランソワ: