買取査定サービス活用レポ（５）～「M＆Yコーポレーション」編

買取査定サービス活用レポ（５）～「M＆Yコーポレーション」編 | ほどほどミニマリスト

【どんな着物でも査定してもらえるのか？出張査定の実状】

（※出張買取査定レポート４の続き※）

我が家には、母の若いころの古い着物がたくさんタンスに眠っていました。

ただ、ブランド着物ではなく、友禅とかそういうのではないんです。

でも、「もしかしたら・・・」という期待感で、いちおう鑑定して頂きました。母の成人式のころの着物(笑)。何年前になるんだか、という昔のものです。

絞りの着物で、大事に保管してきたんですが・・・薄茶のシミがあちこちに！

絞りの着物のばあい、シミ抜きにすごくお金がかかるそうなんです。

一ヵ所１０００円以上とかするんですね。なので、値が下がってしまうということで

買取して頂けませんでした。相当古いものですしね。残念です。

状態が良いものだけ選りすぐって見ていただいたものの、

数百円にしかならない（涙）。元の値段はかなりのものなのに、無念すぎます。

たしかに柄とかイマドキじゃないし、仕立て直すにもお金がかかりすぎるので、

採算は合わないかも・・・？というわけで、着物は撃沈です。

お嫁入り道具としての着物は、もう時代に合わなくなってきてますしね。

日本では今じゃ若い人も着物を着なくなったので、需要もないみたいです。

「レンタル着物の需要の方がよほど高い」というのも買取できない理由らしいです。

【社会勉強になった今回の査定。服ってほんと価値が下がる】

今回、出張訪問査定は２回目の体験でしたが、

古いお洋服や着物が、時を経るといかに価値がなくなるかよく分かりましたね。

日本人はシャネルなどの分かりやすいハイブランドが大好きで、

１０年経っても、そういうハイブランドは型落ちだろうが汚れがあろうが、需要が高いそうです。

逆に、一番査定額がつきにくいのが、＜そこそこブランド品＞です。

私が一番たくさん持っているのがコレでした。デパートブランドやマイナーブランドで、

価格が１～３万円あたりのアイテム。これがもっとも売りづらい。

もともとが超プチプラ品ならあきらめもつくし、処分もしやすいんだけど、

中途半端な価格帯の”そこそこブランド”に値がつかないのは、ほんとに悲しいです。

クロエやプラダ、ディーゼル、フルラあたりでさえ、なかなか高値がつかないんですね。

やっぱり王道のシャネルなどが、リサイクル業者さんにとってはお宝のようです。

また、着物も査定できるのは、保存状態の良いものに限ります。

虫食いや日焼け、シミなどがある場合、査定額が急落しますので、

自信を持って査定に出したいという方は、完璧に保管したものを出すのがいいかもしれません。

というわけで、今回も世知辛い査定結果となりましたが、

この経験も、今後のお買い物やお金の使い方の教訓に生きてくるでしょう＾＾

⇒出張買取査定まとめ・レポート（６）へ続く～

 

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