銀閣寺の茶室こそ日本的ミニマリスムの極致・・・!(わびさび) | ほどほどミニマリスト
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日本的ミニマリスムここに極まれり・・・?
先日の「ブラタモリ」。新しいアシスタントさんを迎えて
またとても興味深いテーマでした。「銀閣寺」です。
井上陽水氏の南国っぽいOP曲を耳にするとなんとなく
観てしまう系の番組。(中毒性ありませんか?)
銀閣寺というと、かつての父の言葉を思い出します。
「若いうちは金ピカの金閣寺が良いと言って、
年齢を追うごとにワビサビを知って、銀閣の良さを知る」
とのこと。
たしかに子供の頃に見た銀閣寺は古びてて地味で
うら寂しい印象しかなかったものです。
「歴史に名をのこした割に、なぜこんな質素な建物・・・?」
と足利義政の趣向をフシギに思っていた。
(銀閣寺を素敵だと思う日なんて来ると思えない)って思ってた。
ですが!やっぱり、年齢によるモノの見方ってどんどん移ろうもの。
この年齢になると、金閣寺に見向きもしなくなるものですね。
「今度京都に行ったらまず銀閣寺に行こうっと」なんて思っている
自分がいます。私にもワビサビの精神がちょっぴり理解できたのかも?
銀閣寺の中の東求堂(とうぐどう)という茶室
東求堂は国宝で、書院造の茶の間が設けられています。
これがすごく手狭で簡素。冬は寒そうな畳の間。
これぞザ・ミニマルな作りのムダなき部屋で、義政はこの茶の間を
こよなく愛したとされています。
ほんとにガランドウなんですよね。心が漂白されるような。
こういうお部屋にいると、自身と静かに対話できそうな感じ。
ムダなものを排除したシンプルで質素なお部屋だと、
点てるお茶の味まで変わってきそう。
本気のミニマリストさんのお部屋に和風テイストが多いのって
和室のメリットをよくご存じだからだと思うんですね。
そういえばタモさんの番組内でのコトバ、
「和室って、狭い日本の部屋を出来るだけ広く使おうとしている」
というのが印象的でした。
障子紙って、外の世界と(音や光の点で)微妙に繋がっていて、
”間仕切りされているというよりも、むしろ遠方まで広がった空間”
と捉えられるそうです。
なので、東求堂の中はものすごく手狭ながら、
じつは最高に広い空間、ということになるんですね。さすがタモさん。
年齢を経ると、洋風のお部屋よりも和風のお部屋が落ち着く。
それは日本人のDNAに働きかける何かが和室に備わっているのかも?
日本の茶室のワビサビって一見するとほんとに地味で手狭。だけど、
じつは最大限に工夫を凝らされた広い空間なんですね。
ミニマリストさんが畳のお部屋を好む傾向にあるのも、
こういう背景があってこそなのかな?と思ったり。
ミニマリスト=シンプル志向のコトではなかった!テイストは自由
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