Jアラートから学ぶこと~「ほとんどの持ち物が有事に役に立たない」

Jアラート騒ぎがちょっと収束したころ、自分の部屋を見渡して、

「ああ、戦火が来たら、これ全部消えてなくなるのかぁ・・・」

と空虚な気持ちになったのを覚えています。いざという時は身一つ、

着の身着のままで全てを捨てて逃げなくちゃいけない・・・。

今目の前にあるものは平和なときのみの所有物であって、

有事になったら縁の切れるものばかり。

そう思ったら、「モノへの執着を減らし、身軽でいること」って、

ある意味最大の精神的備えである気がします。

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目次

戦争だけでなく、災害時も同じことが言える

東日本大震災のとき、私は遠く離れた場所で被害の様子をTVで観ていたのですが、

家が目の前で流されていくのを、なすすべもなく泣いて眺めている人を見て、

「あんなにどっしり根を張った家ですらも、瞬時に無くなることがあるんだ・・」

呆然としてしまいました。

長年の住まいって、自分の基本的な居場所でもある。

なのに、心構えもなく急に消えてしまったら、どうやって生きていけばいいのか。

そんな恐ろしい想像、できればしたくありませんが、

Jアラートの日にはさすがに、そんな自分の姿を想像して戦慄・・・。

理想としては、「この世での自分の持ち物に一切執着を持たない」ことでしょう。

しかしこれがなかなか難しいんですよね・・・。

Jアラート後、逆に物欲が増しそうになったことも(!)

変なハナシ、Jアラートによってモノを所有することの虚しさを感じた後、

今度は「最後になるかもしれないから、欲しかったあの商品を買っちゃおうかな」みたいな

”捨て身の物欲”みたいなものがフツフツと湧いてきて、自分でもビックリしました。

今思えば、緊急時のあとの急激な開放感みたいなものかもしれません。

けっきょく、その”欲しかったもの(通販)”は買いませんでしたが、

自分でもフシギな心の動きでした。

物欲って、ふつうは「今後、ずっと平和な日常が続くこと前提」で起きるものですしね。

あの時の自分、ちょっとパニックになってたんだと思います。

ですが、ああやって突如有事が起きた場合、平和ボケしてる我々は

自分の溜め込んだモノを見て、どれが必要でどれが不必要か、瞬時に判断できず

パニックになってしまう。

で、持ち出すべきものすら思いつかず、棒立ちになっていたら

いつのまにか海に着水していた・・・というテイタラク。情けない。

「頭上にミサイルが飛んでくる」「自国以外の国から被害を受ける」という経験が

まるで皆無な我々世代は、長くぬるま湯に浸かりすぎて、危機意識が薄すぎる。

今回、それを思い知らされたと同時に、

自分の持ち物がいかに有事に役に立たず、ただのお荷物でしかないか、

ということが浮き彫りになりましたね。

この緊張感を持続させたまま、断捨離に取り組めば、ものすごくサクサク進みそう。

ヒトの歴史は戦争の歴史だったことを今さら実感してしまう、

持ち物の多い日本人の私です。もっと手放していかないと・・・。


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