デッドスペースに何か詰めたくなるのはナゼなんだろう(笑)

目次

「デッドスペースを活かさねば!」という強迫観念

デッドスペース。死んだ空間。

「死んでいるのなら、生き返らせよう!」とばかりに、

デッドスペースを見つけては収納にあてがおうとする心理。

これ、一体なんなんでしょうね。

上の写真は、実家のベッドサイドの収納ケースの天板です。

ここ、何か置きたくなってしまうんです。

何か飾れそう、とか思ってしまう。

「ベッドの脇に、物を置けるスペースがあるのに、何も置いてない。

もったいない!」と思ってしまうんです。

モッタイナイ精神もここまで来ると脅迫観念的かもしれない。

モノだけでなく、空間までもMOTTAINAI。

空間を空間のまま、”演出”として残しておくことが難しい(笑)。

きっと、戦後の日本のモッタイナイ精神が、孫世代の我々にまで

及んでいるのだと思います。というのも、

昔、祖父母の家はモノであふれていました。

なんでもとっておくクセがあったので、モノが所せましと

家じゅうに詰め込まれていた。どの引き出しもいっぱいで、

幼い私には何が入っているか分からない、

ワクワクするびっくり箱のようでした。

日本の家の多くは、海外ほど広くないので、

ちょっとのスキマさえもムダにしていなかった気がしています。

それは暮らしの工夫であり、日本人の美徳だと思うのですが・・・

【核家族化やおひとり様世相を反映して・・・】

自分の身に何かあったとき、

残された人が困らないように・・・と配慮する時代になってきました。

自分の死後、自分の持ち物が家じゅうにあふれていたら、

「誰かどのように処分するのか?」と心配になります。

戦後以降、経済成長でモノが豊かになり、

1人1人がたくさんのステキな持ち物を手にできるようになった。

この頃の日本は「時代が生んだマキシマリスト」だらけだったかもしれません。

でも、さいきんは大家族が減り、核家族とおひとり様が増えて、

「持ち物が多いのって、残った人が迷惑なのでは?」

と自問するようになってきている。昔は希少価値の高かったものも、

今では珍しくなく、どこにいても手に入るので、

「子孫にできるだけ多くのものを残そう」という意識は

一昔前よりも薄れてきている気がします。

そうして、持ち物が減ると、家の中にデッドスペースが増える。

ですが、いざデッドスペースが増えると落ち着かず、

こうしてさらに収納を増やそうとしてしまうんです(笑)。

祖父母の代のように、

無意識に私も、「モノを蓄えよう」と思ってるんでしょうか?

そんなDNAを自分の中に感じます。

デッドスペースを「広々空間」とムリなく捉えられる日が来るといいなぁ^^


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