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【部屋が散らかる原因、それは・・・】
モノが多すぎても、お部屋はすぐに散らかってしまう。
ですが、もう一つの要因が”使ったものを元に戻せないこと”かもしれません。
一人暮らしの場合は、自分さえ気を付けていれば、意識的にキレイを保てます。
ですが、同居人がいた場合、しかもその同居人がモノを元に戻せないタイプだと、
キレイにしたはずの部屋も、いつの間にか散らかってきてしまう・・・。
これ、けっこうツライです。自分なりにモノの指定位置を決めていても、
同居人に”片づける意思”がなければ、まったくの無意味。
「片づけて」とお願いしても、そうそう「片付けない癖」が治るわけもなく。
で、考えたんです。片づけたくなるモノの収納ってどんなカタチなのか。
やっぱり、私の中では「幼稚園や小学校のお道具箱かなぁ」と。
ただ漠然と「元に戻してほしい」と要求するだけじゃダメで、
思わず「元に戻したい!」と誰もが思ってしまうような配置や工夫を
怠っちゃいけない気がするんです。
【独りよがりな収納法はNGかも?】
もちろん、断捨離によって、まずはモノを減らすことが第一。
その次段階としてやってみたいのが、とにかく隠さない収納です。
たとえば、我が家の備え付けの物置は、モノを取り出すまでに
幾重もの囲いを破らないと、到達できない。
◆物置扉をひらく⇒引きだしを開ける・袋や箱を開ける⇒その中から目当てのものを探す
という多数のプロセスが必要です。これは地味に面倒だし、
元に戻すのにも同じだけの動作が必要。けっこうムダな動線が多いです。
このプロセスに加えて、モノの指定位置を独りよがりに作ってしまっては、
小さなお子さんにはもちろん、ズボラな同居人にとってはイライラでしかない。
そう、同一家庭内において、「身勝手なマイルール」を定めるのは
自分以外の人にとっては苦痛にしかなりません。
同居人は、個人的なお片付けの手法など察してはくれないので、
「初めてのお客様がモノを片づけられるくらい簡単な収納」を目指したい。
どんな年齢や性別、タイプの人であっても、一発で片づけられる収納。
これって”最強のお片付け道”だと思うんです。
「なんでこの人(子)は、私の言ったとおりに片づけてくれないんだろう」
と心の中で悪態をつき続けるよりも、
「絶対元あった場所に戻さざるを得ない」状況づくりにいそしむほうが早いです。
子供のころ、お道具箱の底には、収納するもののイラストが入っていて、
お片付けが楽しかった記憶があります。
あんなふうに、子供でも楽しめるレベルの収納をこしらえれば、
家族内の誰にとっても、お片付けが苦痛でなくなる気がする。
そうそう、以前”ジップロック収納”にハマりました。
今でも透明収納はやっぱり最高だと思ってますが、
日常でしょっちゅう取り出すモノに関しては、あまり便利ではなかったんですね(前言部分撤回)。
モノを袋や箱に入れてしまうってことは、取り出しやお片付けのプロセスを増やしてしまう。
もっとシンプルに、目当てのものに到達するためには、
「物置扉を開けたらすぐ目に飛び込む」くらいの近道でないといけませんね。
今、ふたたび”便利な収納とは何か”を考え直しているところです^^
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